2015年5月25日月曜日

2日連続の工石山・今回は立川工石山 5月24日

 高知県に工石山がふたつあります。
ひとつは県民の森として知られている高知市(旧土佐山村)の工石山と大豊町と本山町の境にある立川工石山(正式には竜王山というらしい)です。
前日の高知市の工石山に続き、この日は立川工石山に登ってきました。

 登山口は大豊町の仁尾ヶ内から竜王峠に向かって林道を入っていったところにあります。
気が付かなかったんですが、ここは竜王峠と標高があまり変わらないらしい。


 初めは尾根まで急な上りが続きます。
植林が多く雰囲気がいいとはいえません。


 植林を抜けて自然林に入るとすぐに尾根に出ます。
最初はこの尾根が竜王峠に続いているのかと思って道がないと困惑してしまいました。
尾根に出てもまだ急坂は続きます。



 このあたりから岩場が多くなり、ツツジ類が多くなります。
シャクナゲも満開でした。



 山頂の手前には岩清水と呼ばれる名水があります。
これを当てにしてたんですが、水滴くらいしか無くてとても汲めるほどではありません。
カップ麺しか持ってきてないので、昼食は竜王峠から下ってからですねぇ。


 岩清水の先は苔むした雰囲気のいい岩場になっています。


 しばらく歩くと目の前に特に巨大な岩が!
どうやらこれがユルギ岩らしい。
右側を巻いて上に出ると


 展望の良い岩場に出ます。
山頂ではありませんが、ここに山頂盤がたっています。
まだちょっと曇っているので、晴れるのを期待して山頂に向かいます。


 山頂は一等三角点で、なにやら測定の三脚が置かれています。
展望はそれほどききません。


 晴れてきたのでユルギ岩に戻ります。
ちょっと霞んでますがここの展望は素晴らしい。
石鎚山系方面


 剣山系方面


 白髪山とその向こうには太平洋



 ユルギ岩をあとにして下山は竜王峠に向かいます。
ちょっと長い尾根歩き、これから向かう白髪山方向がよく見えます。



 前半は割りと穏やかな尾根とブナ林が続きます。


 途中の三角点で休憩。
此処から先はかなりの岩場が続くみたいです。


 三角点のすぐ先に更に高い岩場が。
巻く道がないようなので、直登します。


 急に岩場が多くなり、岩の隙間を縫うようにあるくところもあります。
植生も変わって、ツツジやヒノキが多くなってガラリと雰囲気が変わります。




 後半は岩場と急傾斜でかなり歩きづらくなりますが、何とか竜王峠に到着。
ここが大豊町と本山町の境なだけではなく、林道がクロスに分岐して本山町側は二つの谷に分かれています。



 林道をしばらく歩いているとやっと水場が!
14時を過ぎてやっと昼食にありつけます。


 林道は峠から下るどころかしばらくは緩やかに登っています。
この場所は尾根まですぐなので、ここに降りたほうが良かったですね。
地図では道が載っていましたが、見つけられませんでした。


 今回のヤマレコはこちら
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-645620.html

2015年5月24日日曜日

散髪の帰りに工石山へ・5月23日

 5月23日は天気がいまいちということで午前中に土佐町に散髪に行ったんですが、ちょうど帰りになる工石山に登ってみました。

 今回はまだ登ったことがない妙体岩からの直登を登ってみることにしました。
標識を見ると山頂まで0.6kmになっていて、かなり近いルートみたいです。



 工石山は崖というかこんな巨岩が多く、その中でも妙体岩は特に大きいですね。
登るのはちょっと難しそう。


 妙体岩からは急な登りになります。
山頂まで近いので、仕方がないですね。


 妙体岩からのルートは思ったのとちょっと違ってヒノキも多いアカガシ林が続きます。
途中から緩やかになってきますが、常緑樹林は同じです。
このルートは工石山の南に当たるルートになりますが、工石山の南側というと賽の河原から登る南回りルートが思い浮かびます。
でも、実際の南回りルートは東斜面を通っていて、賽の河原の源流域になることから、本当の南斜面とは植生も違ってきますね。



 緩やかな道を進んでいると、ふいに山頂に出た感じです。
こんな道があることに気が付きませんでした。


 曇ってはいますがガスってはいないので、何とか展望もあります。


 下りは桜岩園地から賽の河原へ下ります。
登山ルートが多いですね。


 登ってきたルートと違ってこの辺りは賽の河原の源頭になるので、落葉樹林になります。


 シャクナゲも満開ですが、花は少ないですね。


 賽の河原はサンショウウオの産卵期ということで、立入禁止になっています。


 この時期の沢沿いはヤブデマリが賑やかです。


 賽の河原から妙体岩のルートも岩場が多いですね。


 城へのルートを通って林道へ出ました。
工石山はいろんなルートがあり、どれも違う景観が見られていいですね。


 今回のヤマレコはこちら
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-644372.html

2015年5月19日火曜日

初めての梶ヶ森へ

 5月17日に梶ヶ森へ登ってきました。
山頂まで車道があるので車で行ったことは何度かあるんですが、登るのは初めてです。

 初めてですが出来るだけ色んな所を見たいと思い、広域基幹林道から豊永駅ルートを登り大田口駅ルートを下るコースにしてみました。
林道の登山口はココ。


 登り始めは植林。
その後、横道になります。



 佐賀山谷川にはちゃんとした橋がかかっています。
ここから登る人は少ないと思うんですが・・・。


 沢をわたってしばらく登るとこのコースのハイライト、龍王の滝に着きます。
ここは滝そのものというよりその場所の雰囲気がいいですね。


 滝の上流にも新緑の美しい森が広がっています。
森林と植物を楽しむのに良いルートですね。


 定福寺奥の院に着くとコースが二つに分かれます。
今回はどっちかしか行けないので、真名井の滝を回ることにして右へ。


 この辺りもいい場所でした。
久しぶりにオトコヨウゾメの花も見られた。


 真名井の滝は龍王の滝とはまた違う雰囲気。
周辺の崖も独特の雰囲気でした。


 滝からは急な階段をいくつか登ると山荘へ向かう道との分岐になります。
ここからは林床が笹になり、ブナ林になっていきます。



 ここに来るとそれまでとはかなり雰囲気が変わり、良く見るブナ林って感じです。
少し歩くと森林が終わり、視界がひらけます。



 振り返ると山荘や天文台が見えてきました。


 ここを登り切ると天狗岳ってところに着きます。
天狗の鼻ってのはここのことなんでしょうか。



 キャンプ場に少し下り、山頂への最後の登りになります。
その前に水場で給水を。



 車道を横切りツルギミツバツツジの中を抜けると、ほどなく山頂につきます。



 ここからの展望は素晴らしく、剣山系や石鎚山系、太平洋まで一望できます。



 山頂からは大田口駅コースは二つのルートが有るようですが、今回は尾根を真っ直ぐ下ってみました。


 このあたりのブナ林もなかなか良かったんですが、しばらくすると道が分からなくなり、テープを追っかけていくようになります。
地図上の登山道とも明らかに外れています。


 テープは尾根をはずれて谷間に続いています。
この辺りからはガレ場の急斜面を下ることになるので、慣れない方には難しそう。
もちろん道はありません。


 しばらく下ると沢に出ます。
そこからテープは対岸の斜面に続いていて、急斜面を少しトラバースしていくと尾根に出ます。



 尾根を下って暫く行くと何とか道に出ました。
でも、この辺りも崩れたりして分かりづらい道です。


 何とかもう一つのルートに合流。
こっちはハッキリした道のようなので、こっちを下ったほうがいいみたいです。
振り返っても降りてきたルートは道とは分かりません。



 合流してから少し行くと林道に出ます。
この林道歩きも結構いい感じでした。


 林道では今年初のアサギマダラも2頭、見ることが出来ました。


 今回のヤマレコはこちら。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-640633.html