かなり長い山行になりそうだったので早く出発するために前日も早く寝ようとしていたらどうしても寝付けなくて、全く熟睡出来なかった状態での出発。
かなり不安はあったんですが、何とか頑張ってみようと7時前に出発。
まずは堂床までの下りですが、崩れてるところもあるので注意が必要。
堂床から沢を二つ渡り、しばらく歩くと八丁ヒュッテに到着。
ここまでも結構遠いです。
八丁ヒュッテから道がフスベヨリ谷とカンカケ谷ルートに分かれますが、今回はカンカケ谷からお亀岩に登ってみます。
しばらく歩くとカンカケ谷の沢沿いに出ます。
やはり沢沿いを歩くルートはいいですね。
カンカケ谷を渡ると林床の土がむき出しになってるところが多いようです。
これも鹿の食害なんでしょうね。
部分的にはネットも張って保護されてました。
その中でシコクブシだはある程度残ってますが、最近ではトリカブトまで食べる鹿もいるそうです。
沢の水も少なくなった頃から登りが急になります。
フスベヨリ谷コースと同じく後半に一気に高度を上げるようです。
少し登った頃から野菊が見られるようになってきましたが、よく見るとヤマシロギクのようです。
今までこの時期の白い野菊といえばどこの山に行ってもシロヨメナばかりでしたが、このあたりはヤマシロギクばかりのようです。
急な登りをしばらく登ると横道になり、森の雰囲気が明るくなってきます。
どうやら稜線が近くなった様子。
最後の水場で給水してもう一頑張りです。
水場から少しでお亀岩避難小屋に到着。
ここから稜線まではすぐです。
稜線に着いてお亀岩で一休みしながら展望を楽しみました。
ホントに絶好の天気です。
お亀岩から25分ほどでまずは西熊山に到着です。
天気がいいので展望も最高です。
ここで三嶺まで行こうか悩んでる方とお話して、三嶺まで行ければ下りはソッチのほうが楽だとお教えして一緒に行くことになりました。
三嶺から西熊山の稜線は四国でも随一の縦走路という評判ですが、実は私は以前に登った時も単調な縦走路はあまりいい感じはしないなって思ってました。
それでも尾根を歩いていれば全方向の展望がいいと思っていたら、尾根を外れるところが多くてちょっと期待はずれでした。
好きな人にはたまらない縦走路なんでしょうけどね。
山頂にひとが多いようだったので、最後の急登の手前で昼食に。
ここから山頂まであと少しです。
12時47分にやっと山頂に到着。
休憩や食事も含めてとは言え、ここまで6時間もかかってしまいました。
でもそのかいがあって素晴らしい展望です。
ヒュッテまで行って休憩。
以前にきた時よりも天気が良くて、久しぶりの三嶺をタップリ堪能しています。
下山はカヤハゲからさおりが原へ下ります。
ここは山頂したがかなりの急登なので、登ってくる気にはなれませんね。
カヤハゲへの稜線は鹿の食害がかなりひどいようです。
以前の画像と比べても笹が殆ど無く、特に針葉樹もかなりやられているようです。
ここまででかなり足がやられていて、カヤハゲの最後の登りはもうヘロヘロ。
何とかがんばってやっとカヤハゲに到着です。
まだまだ下山は遠いので休憩もそこそこに出発します。
ネットが張られているせいかちょっと道が分かりづらかったですね。
カヤハゲからの下りもほとんど笹が見られません。
以前の画像を見ると林床にはスズタケがビッシリあったので、全部食べられてしまったんですね。
そのせいで登山道も分かりづらいところがあるので、テープをよく見ないと迷います。
長い下りを終え、やっとさおりが原に到着。
ここも随分雰囲気が変わっていました。
以前はここから西熊林道へ行きましたが、今回は堂床へ下ります。
ここもいい森なんですが、やはり林床が寂しいですね。
何とか暗くなる前に下山できました。
連休のせいなのか朝よりも車が増えています。
泊まりで登る人が多いんでしょうね。
久しぶりの三嶺でしたが、前回より距離の長いルートのせいか、かなりしんどかったです。
12年前はまだ山には登り始めたばかりだったんですが、若かったのでそれほどしんどい感じはなかったのに、今ではよほど早くから登らないと行けません。
来年はもう登れなくなってるかもしれませんね。
今回のヤマレコはこちら
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-725984.html
懐かしい写真ありがとう。。
返信削除私も若い時から一人で山登りを楽しんでいましたが、そのうちに自然に咲いた花を見たいと女性グールプ来て、風と光の会を作り、三嶺の一泊の時の思い出が蘇りました。
甥が中学生の時、おじちゃん僕も山に登りたい・・・冬山へ登りたい、その甥が、早稲田の山岳部の監督になっています。
御覧頂いてありがとうございますm(_ _)m
返信削除私はまだ登山歴は少ないですが、登ることより風景や植物を楽しむほうが気に入っていて、キツイ登山はスッカリできなくなってます。
やはり山は登ってる途中が楽しいですね。
山頂なんて別に行かなくてもいい登山を楽しみます。