よさこい峠には車がたくさん止まっていましたが、私以外は全て石鎚山へ行く人ばかり。
土小屋への道路が通行止めになっているせいですが、ほぼ独り占め状態の登山ができます。
登り始めは灌木の樹林帯ですが、かなり笹が覆っています。
特に樹林帯を抜けると完全に笹の中になるので、この時期はずぶ濡れになってしまいます。
笹原の中をずぶ濡れになりながら進みますが、ブナの下になると笹も浅くなります。
振り返ると手箱山がキレイ。
伊吹山はよさこい峠から登っても楽に山頂にいけます。
ブナ林を抜けて広い笹原になるとほどなく山頂に着きます。
ここまででズボンや靴がずぶ濡れなので、乾かすためにしばらく山頂で休みます。
この日も素晴らしい天気で、展望もバッチリ。
靴は乾きませんがズボンは乾いたので、この先も考えて合羽を履いてブナ林へ向かいます。
ブナ林も登る人が少ないせいか、かなり笹が覆っています。
しらさ登山口へ降りて瓶ヶ森林道を渡るとすぐに縦走路があります。
道路を通るのはココを渡るだけですみますね。
山荘しらさ周辺はススキも目立って、空きを感じますね。
しらさから先の登山道は荒れてるかと思ったら以外に歩きやすく、はっきりしています。
三嶺あたりと違って石鎚山系はまだ笹が茂っているので、登山道も分かりやすいですね。
鎖場まで来たところで小休止。
久しぶりの長い鎖です。
以前はもっと楽だったと思うんですが、鎖場あたりはなんだか登りづらくなってる気がします。
途中でスッ転げそうになったりしたので、歳をとったんだなって痛感します。
最後の鎖も何だか怖いくらいに感じながら山頂に到着。
ちょうど太宰府から来られた方がいらして、石鎚山に行くつもりが行けなかったと残念がってました。
新居浜警察に問い合わせたらよさこい峠から先も通れると教えられたそうですが、警察には分かってないみたいです。
このあたりから曇ってきて、ちょっと心配な天気になってきました。
でも、何とか展望は楽しめました。
鎖場は帰りもスリリング。
下りでも一気に降りられないほど体力が落ちてます。
帰りは瓶ヶ森林道をのんびり歩きました。
今回のヤマレコはこちら。
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