西南部の二日目は毎年秋には一ヶ月ほど通う大堂海岸の森を散策してきました。
前夜から嵐のような天気になったので日の出は諦めていたんですが、日が昇るところだけ晴れてほんの数分だけ日の出を見ることが出来ました。
登り口はアサギマダラのポイントにもなっている四叉路。
前から行ってみたいと思いながら行けてなかったので、楽しみです。
登り始めて5分もしないうちに道は灌木の藪になっています。
古い案内板にあるだけで最近では通る人も全くと言っていいほどいないだろうから、こうなるのは仕方ないですね。
幸いにも藪は長くは続かず、また快適な道になりました。
少し登ると尾根に沿った道になり、すぐとなりを林道が通っています。
だんだんとウバメガシが多くなり、大木もけっこうあります。
炭焼きの跡もあったので、この辺りで昔は炭焼きをしてたんでしょうね。
森も比較的若い感じがします。
二度目に林道に出会った所あたりは少し開けていて、タブの大木も見られました。
途中にはコンクリートの塀もあるので、昔はよく使っていたんでしょうね。
この道で初めての分岐にあいました。
おそらく正規な道はまっすぐだと思いますが、上の道を行けばどこに行くんだろうと思い、行ってみました。
どうやら山頂の方に途中の尾根からは山頂に向かうような感じで、その先は安満地の方に伸びているようでした。
キリの良い所で元の道に引き返します。
戻った道を少し進むと、谷間の方へ下る道になりました。
大体は予想通りのルートを通っているようです。
この日は雨が降ったり晴れたりの繰り返しの天気。
これまでは大した雨ではなかったんですが、沢に降りてきたあたりから強い雨になりました。
道路が見えてきましたが、予想とはひとつ違う沢に降りたようです。
ここからは上りの道があることは分からないですね。
道路に降りるとすぐに四国の道を通ります。
ここで初めての休憩。
柏島に向かう四国の道になっていますが、大堂トンネルができたせいか、途中で道が分からなくなります。
藪を抜けて大堂トンネルの上を通るとまた道に戻れます。
トンネルの入り口を過ぎると足摺と同じような巨岩がゴロゴロする場所に出ます。
同じような感じなのかもしれませんね。
道は分からなくなったりしますが、このあたりからは海岸沿いの道路が見えるので、適当なところから登れば車道に出ます。
出たところは大堂海岸の展望所の近く。
この時はちょうど晴れました。
ここからはしばらく車道歩き。
車道と行っても森のなかを通る道なので、いい雰囲気です。
車道沿いのほうがホルトノキなどの大木も多く、森としてはこっちのほうがいいですね。
車道で十分に楽しめるのが大堂海岸のいいところです。
この時期はちょうど常緑樹の落葉や芽吹きの季節なので、山肌も色とりどりでキレイです。
出発から3時間ちょっとで登り口に到着。
ちょっと天気に振り回された散策になってしまいました。
今回のトラックログです。
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